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? 総論

 

1. 調査の目的

我が国は、近年国際社会における責任を果すため、開発途上国に対する経済・技術協力の拡充を図っているところであり、海上保安分野においても、海難救助、海洋汚染防止、海上防災、水路・航路標識等の関係において、実績を積み重ねてきているが、今後の充実発展のためには各国の現状及び要望を把握し、基礎資料の充実を図る必要がある。

また、国連海洋法条約及びOPRC条約の発効やGMDSSの導入等により海上保安分野における国際協力のフレームワーク作りが活発化してきており隣接国をはじめ関係諸国との情報交換、相互協力の重要性が高まっている。このような状況の中これらに適確に対応するためには、我が国の海上保安業務を広く海外に周知するとともに、国際的にも理解を得る必要がある。

このため、これらの諸問題について調査研究を実施し、国際的海上保安業務の推進を図ることを目的とする。

 

2. 調査対象国

インド(India)

タイ王国(Kingdom of Thailand)

3. 調査員

財団法人 海上保安協会 常務理事 鈴木勝

4. 調査日程

月日 曜日 訪問期間行程等 行動内容
11月3日 東京→大阪

大阪→デリー

0825 東京(羽田)空港発

0940 関西空港着

1055 関西空港発

1655 デリー・インデラガンジー空港着
在インド日本国大使館広瀬書記官の出迎えを受ける

11月4日 灯台灯船局

在インド日本国大使館

コーストガード

1000〜1100 運輸省灯台灯船局 A.R.Acharyy局長と面談

1230〜1250 谷野大使表敬訪問

1500〜1600 コーストガード調査部 N.S.Achreja部長と面談

11月5日 海軍司令部 0930〜1200 海軍水路局 K.R.Srinivasan局長と面談
11月6日   連絡、移動準備
11月7日 デリー→ムンバイ

在ボンベイ日本国総領事館

1030 デリー国内用空港発

1130 ボンベイ空港着

1610〜1700 鈴木総領事館表敬訪問

 

 

 

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