1. 調査の目的
我が国は、近年国際社会における責任を果すため、開発途上国に対する経済・技術協力の拡充を図っているところであり、海上保安分野においても、海難救助、海洋汚染防止、海上防災、水路・航路標識等の関係において、実績を積み重ねてきているが、今後の充実発展のためには各国の現状及び要望を把握し、基礎資料の充実を図る必要がある。
また、国連海洋法条約及びOPRC条約の発効やGMDSSの導入等により海上保安分野における国際協力のフレームワーク作りが活発化してきており隣接国をはじめ関係諸国との情報交換、相互協力の重要性が高まっている。このような状況の中これらに適確に対応するためには、我が国の海上保安業務を広く海外に周知するとともに、国際的にも理解を得る必要がある。
このため、これらの諸問題について調査研究を実施し、国際的海上保安業務の推進を図ることを目的とする。
2. 調査対象国
3. 調査員
4. 調査日程