・IEA事務局からクリーンエネルギー自動車の開発に係わる各種枠組みの協力の必要性が訴えられた。更に事務局は、次世代のR&Dテーマとしてハイブリッド自動車が最大の課題であることを述べられた、9月のパリにおける専門家会合でハイブリッド自動車含め、先進エンジン、軽量材料の開発がどのような枠組みで実施協定に組み込まれるか(組み込むべきか)考える必要がある。
・将来に向けたIEAの活動には、産業界の役割が重要であるとの認識が参加メンバーの大勢をを占めた。実際の自動車開発には自動車メー力一の参画が不可欠であり、参加国メンバーからの自動車メー力一の協力に対し強い要望が述べられた。
2 第7回電気自動車技術・計画に関する協力についての実施協定執行委員会
第7回電気自動車技術・計画に関する協力についての実施協定執行委員会(以下第7回電気自動車執行委員会)及びアネックス1が1996年4月18,19日(執行委員会)及び1996年4月22,23日(アネックス1)にイタリア、ローマ郊外のCasacciaにあるENEA(Italian
National Agency for New Technology,Energy and The Environment)にて開催された。ENEAはイタリアの政府研究機関であり、2000人以上のスタッフが従事しており、原子力まで含め広範な研究を行っている。以下、会議の内容を報告する。
(1)開催場所
イタリアローマ ETSU(Energy Technology Support Unit)
Casaccia via Anguillarese 301 00060 S.M.Galeria,Rome Italy
(2)開催期間
平成8年4月18,19,22,23日
(3)議題
・Adoption of the Agenda
議題の採択
・Approval of the draft minutes of the meethlg of November 9−10.1995
1995牢11月9,10日の会議の議事録承認
・Review of the Status of the Implementing Agreement and Signatures
実施協定参加状況レビュー