
1. 概要
船舶の航行の安全を確保するため船員の訓練、知識、技能に関して国際海事機関(IMO)は「1978年の船員の訓練、資格証明及び当直維持の基準に関する国際条約(STCW条約)」を制定しました。さらに1995年に工MOは1978年制定のSTCW条約を改正して1995年STCW条約草案としてレーダーシミュレータによる講習を勧告から義務化としています。
日本でも3級海技士(航海)免許の取得にはレーダーシミュレーダによる講習が要求されています。
ここで弊社のS−7000Rレーダーシミュレータ装置は1995年STCW条約草案に合致すると共に実際の航海においてレーダー見張りによる操船と同様の臨場感溢れる訓練が実施できます。
また、オプションの機器を追加して容易にシステムアップすることが可能です。自船数は最大16白船まで拡張できます。さらに操船シミュレータヘも発展させることができます。
レーダーシミュレータ装置では以下のような訓練が可能です。
・レーダー操作と映像判断
・ARPA操作と映像判断
・衝突回避操船
・狭水路の航行操船
・輻輳海域の航行操船
2. 特徴
・1自船システム。
最大16自船まで拡張できます。
・本装置はビジュアル装置を追加することにより操船シミュレータヘ発展可能。
・訓練海域に100隻までの他船の設定が可能。
・固定物標としてレーコン、ブイ等を1000個まで設定可能。
・SART信号の発生が可能。
・教官卓に21インチカラーモニター採用。訓練状況の把握が容易。
・自船特性は7種類を標準組み込み。
・訓練海域は7海域を標準組み込み。
・各自船をグループ分けしての訓練が可能。
・訓練時に臨場感を出すためのエンジン、風、霧笛の擬音発生。
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