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2. 札幌市里親会(ぽぷら会)の歩みと活動
札幌市里親会副会長 田中貞美
?はじめに
昭和二三年に里親制度が発足して以来この制度に対する全国的な動きから、北海道も熱心に里親制度遂行へと進んできた。札幌市も昭和二四年に登録第一号が出ている。その後様々な変遷を経て里親会的な団体が結成されて今日の里親会に至っている。
里親制度の運営にかかわりの深い児童相談所(以下児相と表現)も、札幌市が政令指定都市(以下政令市と表現)になって札幌市児相が開設されている。それが更に発展した機関として児童福祉総合センター(以下センターと表現)が平成五年十一月に開設された。社会情勢の変化や里親制度の改正等によって里親会も変化してきている。
本報告は、右記のことなどを含めて「札幌市里親会の歩みと活動」を書いたものである。これによって、札幌市里親会(ぽぷら会)の活動実践のことが少しでも理解されれば幸いである。

 

 

 

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