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三年の年月の中では、いろんなこともございました。子育てに苦しみ、涙を流した日々こんな感動、自信等、包容力の大切さをA子によって授かりました。
この頃、里親制度のことも知らされ、里親登録を提出して、昭和三十四年に認定通知を拝受しました。
A子との出会が、里親となる動機となり、以来次々と子供に恵まれ、短期里子を合せて十九人、少年審判を経て来た二名、高等学校長より預かりました二名、計二十二名の里子と、出会いました。
こうした、尊い体験を重ねて里親として、今の子育ての喜こびが味わえた事を感謝しております。
二. B少年の日記より
九月五日、B君の裁判の様子を傍聴
B君については、調査官より予め説明があり、亦、面接して人柄等私なりに把握して当日に臨みました。

 

 

 

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