日本財団 図書館


 

I 青森県における里親会活動

1. 青森県里親会の概況

青森県里親連合会会長 高杉文三
(1)はじめに
昭和22年12月『児童福祉法』が制定され、戦後の戦災孤児浮浪児の保護施策のひとつとして里親が制度化され、昭和23年10月『家庭養育運営要綱』の制定で里親の具体的運用方針が示され青森県においても、里親の承認登録制度が開始されました。
現在、青森県においては里親登録者は155名。青森県里親連合会会員数は90数名の会であり47名の児童が委託され、各地区里親会−児童相談所3ヶ所、福祉事務所3ヶ所−の指導のもとに里親会活動が展開されております。
また、近年の実績として平成3年には、青森市文化会館において全国里親大会を、平成6年度の国際家庭年には、青森市浅虫において東北地区里親研修会を開催することができました。
今後の青森県里親連合会としても地区里親会活動を支援し、相互の連絡調整、事業等の助成活動を行い里親制度の拡充につとめる所存であります。

 

 

 

目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION