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ふえる障害のある人

わが国に障害のある人は490万人以上もいるといわれています。
医学が進歩し、世の中がよくなれば障害のある人は減るのではないかと思われるかもしれません。
平成3年11月に厚生省が調査した在宅の身体障害児実態調査によりますと、昭和62年の前回調査と比べると1万1千5百人減少して8万1千人となっています。
しかし、18才以上の在宅の身体障害者は約272万人で、11年前に比べると75万人も、4年前と比べても31万人も増えています。
身体障害者の中には、肢体不自由だけでなく聴覚言語障害、視覚障害のほかに心臓や呼吸器、じん臓などに障害がある内部障害者も含まれています。
障害のある人が増えた原因は、脳血管障害後遺症や交通事故の増加とともに、人口の高齢化が考えられます。

 

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