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イ田園地域整備ゾーン

 木の山地区の中心集落から愛知用水路を挟んで共和駅方向の集落地区は、都市計画マスタープランでは暫定農地に指定され、今後、面的整備などによる市街化の可能性を残しており、本調査研究では長期的な見通しのもとに土地区画整理事業を導入し、凄地の保全や集落環境整備を含め、田園地域整備ゾーンとして位置づける。
 

ウ 住宅市街地形成ゾーン

 JR新駅を中心に大高南、定納山の2つの土地区画整理事業地区は基本的に、今後の新たな住宅供給を図るべき住宅市街地形成ゾーンとして位置づけることができる。
 

エ 交流軸形成ゾーン

 現在、整備が進められている(都)大府東浦線の沿道地域は広域幹線道路からのアクセスを受け、あいち健康の森や緑陽公園、氷上公園、平池公園やJR新駅を結ぶ位置にあり、沿道の誘導による沿道サービス施設や交流施設などの立地を期待し、交流軸形成ゾーンとして位置づける。
 

オ 新駅・商業拠点整備ゾーン

 JR新駅を中心とした東側の駅前周辺地区は土地区画整理事業の計画において商業・業務地区に指定されており、本計画においても新駅・商業拠点整備ゾーンとして位置づける。
 

カ 沿道地域整備ゾーン

 名四東ICを中心に東西南北に伸びる広域幹線道路の沿道地域は、地形的制約を除いては沿道のアクセスが可能であるが、騒音、振動など沿道の環境対策をはじめ、周辺地域に配慮した整備が求められており、沿道地域整備ゾーンとして位置づける。
 

キ 公園整備ゾーン

 計画されている名古屋市の氷上公園から東海市の緑陽公園、平池公園に至るゾーンは、大規模公園を整備する公園整備ゾーンとして位置づける。
 以上の方針をゾーニング図として図表32に示す。
 
 

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