(2)関連整備事業の検討
ア 関連整備事業の整理
(ア)第二東名・名神自動車道
第二東名・名神自動車道は、近年特に混雑が著しい東名・名神自動車道の流れを分散させ、円滑な交通網を形成するため6車線を擁する高規格幹線道路として計画されている。
中部圏においては、豊田市で東名自動章道と交差し、東海市までの内陸部と、東海市から西方向への湾岸部を通過し、四日市市で東名阪自動車道と交差する路線となっている。この区間は伊勢湾岸道路として計画され、平成3年に豊田〜東海間を第二東名、飛島〜四日市間を第二名神に整備計画が策定された。
大府ICを含む名四東ICと東海IC(いずれも仮称)の間は、名古屋褒状2号線上の高架路線になり、名古屋高速、知多半島道路、産業道路など、名古屋都心部及び郊外、中部新国際空港へのアクセスに重要な役割を果たす交通結節点となる。
a 事業主体
建設省、日本道路公団
b 延長
東京〜名古屋約320km
名古屋〜神戸約170km
(イ)中部新国際空港
現在の名古屋空港の処理能力が近い将来限界に達することが予測され、新東京、関西に次ぐ国際ハブ空港として、計画されている。
a 位置
名古屋の南約30hの常滑沖の海上として検討されている。
b 規模
・全体構想一滑走路:4,000mX2本、クロースパラレル、面積:約800ha
・開港時一滑走路:3,500mX1本、面積:約500ha
(a)道路
東海市から海岸沿いを経由する新空港アクセス道路や知多半島道路から直接乗り入れる自動車専用道路などが検討されている。
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