(オ)商業・商店の今後のあり方
商業・商店の今後(複数回答)については、「本土との値段の違いをなくす」40.6%、「商店が集まったショッピング広場」37.5%、「家電製品やディスカウントストア」21.9%の3項目に意見が集まっている。買物の利便性の向上や価格条件の改善を期待する意向が伺えるが、小零細規模の個店レベルでの対応が困難な期待だけに、今後の商業政策、まちづくりにどのように反映させるかの問題を投げかけているといえる。
「本土との値段の違いをなくす」については、特に60歳以上の高齢者の約半数が指摘しており、また年齢層が高くなるにつれて比率が高くなる傾向にある。「商店が集まったショッピング広場」については、年齢層を問わず全体としてみられる。「家電製品やデイスカウントストア」については、年齢層が若くなるにつれて強く指摘する傾向がみられる。そのほか20・30代では「文化的商品を扱う店」「飲食店」「サービスの向上」などを指摘する点が目立っている。