○ 本地域の観光入込客数(平成6年)は約4,400千人で、近年は横這い傾向にある。県内・外客の構成比はほぼ半々である。
○ 市町村別では、えびの市(1,901千人)が最も多く、以下、小林市(1,014千人)、高原町(884千人)、野尻町(524千人)、須木村(75千人)の順であり、須木村の入込規模が極端に小さい。増減傾向では野尻町のみ増加傾向で、他は横這い傾向にある。県内・外客の構成比では、えびの市と高原町で県外客の方が多く(えびの市:57.0%、高原町:52.8%)、逆に須木村では90%以上が県内客であるなど、県外誘致力に大きな差が見られる。
○ 県観光消費額より本地域における観光消費額を推計してみると、約44,000百万円となり、その半数近くをえびの市の消費額が占めている。