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3 交流事業の研究課題

今後、本調査に関わる市町の企画担当者により、「ビーウェル・駿甲ネットワーク連絡会議」(仮称)の組織化を進め、重点事業の促進とともに、以下の交流テーマについて、調査・研究を行い、連絡・調整を図るものとする。

(1)人・情報ネットワークの推進

「情報化」によって、直接的な「人人交流」は減少する面と、増加する面が予想される。おおまかにいうと、義務的な、代替可能な交流は減少し、積極的・選択的な交流は増大する可能性がある。会わずに電話やファックス・パソコン通信等で用件を済ます面と、情報に触発されて、人に会ったりグループに参加する、イベントに参加するなどの機会が増加する面の両方が予想される。

また、「情報化」は「人物交流」「人環境交流」などについては、これまで情報がないままに眠っていた二一ズが掘り起こされ、物産の販売や文化施設利用、観光等は促進されると考えられる。

より活発な、活気のある地域づくりに向けて、情報ネットワークの形成を図りながら、まちづくり交流、地域イメージアップイベントの促進、インストラクタースクールの整備等、交流の促進に向けて、調査・研究を行う。

ア まちづくり交流

本地域では、各市町において、様々な住民参加のまちづくりが進められており、そのうちで広域的に連携が求められるテーマについて調査・研究を行い、情報交換体制の整備、関係者の交流等の促進を図る。

(ア)情報交流の促進

いつ、どこで、どのようなまちづくりの取り組みが行われているか、お互いに経験交流ができるよう、調査し、情報交流の促進を図る。

図表71 情報化による交流促進と地域振興

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