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4 地域情報化の現状と課題

駿平地域の地域情報化の施策として、静岡テレトピア構想、静清ハイビジョンシティ構想、静岡ニューメディアコミュニティー構想の3つの柱がある。

静岡テレトピア構想は、83年に始まった郵政省の地域情報化施策で、静岡市は85年に他の19地域とともに、モデル都市の第1次指定を受け、CATV、キャプテン、ISDN、通信衛星等のニューメディアを積極的に活用した高度情報通信システムの整備を推進している。

静清ハイビジョンシティ構想は、次世代テレビであるハイビジョンを都市の生活空間に先行的に導入し、活気ある先進都市を構築しようとする郵政省のプロジェクトで、静岡市と清水市は共同して、89年に他の12都市とともにモデル都市の第1次指定を受け、「国際情報文化都市」の建設を推進している。

静岡ニューメディアコミュニティ構想は、83年からの通産省の地域情報化施策で、静岡市は90年に応用発展地域の指定を受け、特にコンピューター等を利用したシステムの整備を推進している。

駿甲地域のCATVは、清水市に静岡ケーブルネットワークが進出しており、平成8年中に東静ケーブルネットワークにより、由比町、蒲原町、富士川町に進出が予定されている。

図表57 情報ネットワークの状況

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