(イ)中心市街地交通システム
○都心環状線
県庁前通り、材木町通り、水戸街道、今泉川田線をつないだ道路を都心環状線(参照:図表58)と位置付け、その内部を宇都宮の中心部とみている。
昭和50年の総合交通網体系調査によると、都心環状線内部では人を歩かせることを主眼とし、駐車場の設置を抑制することを基本方針としている。
○パーク・アンド・バス・ライトシステム
本来はインターチェンジ周辺に駐車場を設け、そこから高速バスに乗り換えて目的地に向かう、アメリカで生まれた方式である。宇都宮市では、中心市街地の大手デパートが駐車場周辺の交通状況の悪化を防ぐため、都心環状線外部の駐車場からデパート直通の無料送迎バスを走らせており、市民の好評を得ている。市当局もその有効性について研究中である。
○交通体系
交通系の整備は、市の交通体系計画に基づき整備推進中である。
〔参照:P.45・図表35〕