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(イ)無形社会資源

a.人情、県民性

 栃木県政世論調査(栃木県:H5.8調査)によると、宇都宮市民が持つ栃木県の県民性としては、1位平凡、2位消極的、3位お人好し、4位親切、5位人情味があるとなっており、いずれも複数回答ながら35%を超えている。宇都宮の民話は、「宇都宮の民話」(宇都宮市教育委員会 S58)にまとめられており、有名な逸話として「宇都宮釣天井」がある。また、二荒山神社を中心に一年を通じて行事や祭りが開催され、大通りを使った祭りとして、消防出初式、宮まつりがある。〔参照:図表49〕

 

b.衣食住、生活

 東武宇都宮駅東側の松ヶ峰、オリオン通り北側の江野町、泉町、この3ヶ所で1500店の飲み屋がある。また、市街地の各所に全体にわたり土産物屋が散在し、土産物の主なものは菓子、地酒、工芸品であり、新たに「宇都宮雷都物語」と銘打ったを贈答、土産品の新名産諸品が売出し中である。伝統工芸としては、ふくべ細工、黄ぶな細工、和太鼓、竹釣り竿などがある。〔参照:図表47・図表48〕

 

C.芸術、芸能、スポーツ

 芸術関連では県立美術館があり、現在市立美術館が建設中である。(平成9年3月開館予定)芸能の分野では、無形文化財として10種の市指定の伝統芸能がある。スポーツとしては、国際自転車競技であるジャパンカップが行われ、また野球、バトミントン、サッカーなどが盛んである。〔参照:図表50〕

 

 

 

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