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第8章 輸出入コンテナ貨物輸送の実態

 

1.輸出入コンテナ貨物流動の実態

 

 輸出入コンテナ貨物の動向について「全国輸出入コンテナ貨物流動調査」のデータをみていく。
 「全国輸出入コンテナ貨物流動調査」は全国における輸出入海上コンテナの流動状況について1ケ月間の実態調査を行ったものである。平成5年度の調査は平成5年11月の1ケ月間である。

 

(1)コンテナ貨物量の推移

 

 熊本を生産地とする輸出コンテナ貨物量は、平成2年にかなり減少したが、平成5年に微増で推移している。
 熊本県を消費地とする輸入コンテナ貨物量は、拡大傾向にある。
 輸入コンテナ貨物は全国の中でも、九州の伸びは高いが、熊本県の伸びはそれと比較するとやや低い。

 

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表8-1-1 「輸出」生産地別貨物量・「輸入」消費地別貨物量

  61年 2年 5年
輸 出 熊本県

100.00
67,931

46.76
31,744

57.05
38,753

九州計

100.00
239,541

116.55
279,175

114.70
274,749

全国計

100.00
3,951,827

108.03
4,269,354

118.95
4,700,559

輸 入 熊本県

100.00
9,672

170.84
16,524

327.70
31,695

九州計

100.00
77,411

225.81
174,805

442.86
342,822

全国計

100.00
2,008,583

178.98
3,594,916

234.48
4,709,772

注)上段( )の数値:回答企業数
  下段の数値:トン数  

資料:運輸省「全国輸出入コンテナ貨物流動調査」

 

 

 

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