第3章 関連構想・計画
1.交通基盤・交通網の計画
(1)熊本県総合計画
熊本県は1993年に、西暦2000年を目標年次とした「熊本県総合計画-ゆたかさ多彩『生活創造』くまもと-」を策定した。重点プロジェクトの1つとして、交通基盤整備については、次の2つが挙げられている。 ●九州の拠点形成 (熊本空港の整備、熊本都市圏と九州内主要都市を150分で結ぶ「150分構想」) 主な事業()内は事業主体 ●九州新幹線(博多〜西鹿児島)建設促進(日本鉄道建設公団) ●熊本空港整備(国・県) ●広域幹線道路ネットワーク整備 ・九州縦貫自動車道の整備促進(道路公団) ・南九州西回り自動車道の建設促進(国) ・九州横断自動車道延岡線の早期着工 ・中九州横断幹線道路(熊本〜大分)構想の推進 ・「島原・天草・長島」架橋を含む九州西海岸広域基幹ルート構想の推進 ●県内幹線道路ネットワークづくり (熊本空港、熊本都市圏と県内主要都市を90分で結ぶ「90分構想」) 主な事業()内は事業主体 ●県内幹線道路4車線化促進(国、県) ・国道3号、国道57号、国道208号玉名バイパス、 国道445号(田井島〜上島拡幅)の4車線化 ●熊本天草幹線道路整備(国、県、熊本県道路公社) ●熊本阿蘇幹線道路整備(県) ・阿蘇地域での国道57号線の渋滞解消、俵山ルートの整備 ●南関インター〜荒尾・長洲幹線道路整備(県) 熊本県の総合計画については、その進捗状況を県の政策企画課がまとめているので、交通基盤整備に関する施策の進捗を参考資料として掲載する。(平成7年10月発表分)
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