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海の底をのぞいてみよう

マスク(水中メガネ)をつければ水の中もはっきり見えるし、フィン(足ひれ)をつければ速く、より遠くへ泳ぐことができるし、スノーケル(呼吸するためのチューブ)を使えば、水面でいらいら顔を上げることなく海の底をのそいていられる。これで水中に潜れることができれば君はスキン・ダイバーだ。ただ、いろんな事を知っておく必要がある。スノーケルは水面で呼吸する道具であって、水の中では何の役にも立たない。スノーケルで水中に潜るときは、「スノーケル・クリアー」といって、スノーケルの中に入った水を、目分の強い息で飛ばせるだけの力を残しておかなければならない。また、水中には水圧があって耳に圧力をうけるし、水温も水面より低く、方向もわかりずらい。海ダイビングをはじめようとする人は、背の立つ深さのとこうで岸づたいか岸に向かう方向ではじめよう。そして、むりに呼吸をつめてがんばらないことだ。

 

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