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2−2 道 路(写真1-6、7)
同国は、独立後、運送に係わる全ての事業を管轄していた国営道路運送企業を活動形態別に分轄し、貨物輪送とタクシーを民営化、バスを市営化した。国内の自動車保有台数は100万台に近づいている。
また、国内の道路は国道(1,444km)、地方道(3,408km)、地区道(16,257km)の3クラスに分類され、3クラス以外の小道路を含めると総延長は約2万3kmになり、そのうち半分が瀝青舗装である。ヴィリニュスーカナウスークライペダ間の高速道路は、片側2車線・計4車線、路面状態も良好で、現在の交通量では特に問題はないと思われる。
ヴィア・パルティカ自動車道路は、既存の道路をべ一スとして整備される計画で、国内の道路延長は274kmで、そのうち、204kmは4車線、68kmは2車線である。 一方、国際金融機関からの融資状況について、東西コリドールの国内区間(ヴィリニュスーカナウスークライペダ)の路面改修に対し、欧州復興開発銀行(EBRD)と日本輸出入銀行が、4,760万USドル、履行期間1994年〜1996年の融資を締結し、また、ヴィア・パルティカ自動車道に対し、EBRDと北欧投資銀行(NIB)が、3,200万USドル、履行期間1996年〜1999年の融資を計画している。
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