(2)暴露部など以外の場所においても、-1.(2)と同様の処置をする。
-3.アルミ材とゴム、木材、プラスチックなどの非金属を重ねて接合する場合
(1)暴露部などにおいては、隙間腐食を防止するためアルミ材の接触面を十分塗装し、ねじなどで取付けた後、接合面の周囲をシール剤で充填する。
![249-1.gif](../images/249-1.gif)
(2)暴露部など以外の場所においては、アルミ材の接合面を十分塗装し、ねじなどで取付ける。
11.3接地工事
アルミ船は、船体構造物がアルミ合金製であるため、電気機器類の接地に当たっては、異種金属接触による電食を生じさせないように処理する。
11.3.1機器の接地
(1)機器の本体は、船体構造物に有効に接地する。
(2)機器の接地がその取付足により有効に行われるものは、特に接地線は設けず、自然接地(メタルタッチ)でよい。(図11.4)
(3)木壁に直接取付けられる機器及び木座を挟んでアルミ合金製取付台に取付ける機器は、接地線で確実に船体構造物へ接地する。(図11.5)
(4)絶縁性支持物(ガスケット、防振ゴム板など)を介して機器を取付ける場合は、機器と船体間は接地線で確実に船体構造