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-4. 巻バンド及び押えバンド

(1) 巻バンドの材質は、SUS製が望ましい。

(2) 押えバンドの材質は、SUS製又は樹脂製のものが主である。

(3) 押えバンドの締付けには、SUS製タッピンねじ(丸頭)が望ましい。

10.2.2 電路の貫通

-1. 水密隔壁及び甲板を貫通する場合

 ケーブルが水密隔壁や甲板を貫通する場合には、グラントを単体で取付けるか、あるいは本数の多い場合にはまとめてグラント版に取付ける。

 なお、グランド板が周囲の条件により取けけられない場合(例えば開口に制限がある場合、あるいは狭い場合)には、ケーブル貫通金物箱を使用する。ケーブル貫通金物箱には必ず手入れ口設ける。

 ケーブル貫通金物の取付け例を図10.4及び図10.5に示す。

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