-2. 防食方法 防食方法は流電陽極法を採用し、防食対象金属を船内で電線を用いて接続する。 (1) 陽極数量の算出 陽極数量は8.5.1−1. (1)の算出式より求められる。その求め方を次に示す。まず次表のように防食対象別の所用防食電流を求める。この例では、1,628mAとなる。 亜鉛陽極は、表8.1の0.6年寿命のB−3型(20×100×200?)を使用するとすれば、発生電流は310mA/個であるから、陽極数は1,628mA÷310mA/個=6個となる。
-2. 防食方法
防食方法は流電陽極法を採用し、防食対象金属を船内で電線を用いて接続する。
(1) 陽極数量の算出
陽極数量は8.5.1−1. (1)の算出式より求められる。その求め方を次に示す。まず次表のように防食対象別の所用防食電流を求める。この例では、1,628mAとなる。
亜鉛陽極は、表8.1の0.6年寿命のB−3型(20×100×200?)を使用するとすれば、発生電流は310mA/個であるから、陽極数は1,628mA÷310mA/個=6個となる。
(2) 陽極の取付方法 FRP船の船体に陽極を取付ける際には、水漏れのないよう十分注意する必要がある。陽極の取付け法としては、FRP船体に穴をあけボルトを通し、その間隙をシール剤で充填する方法と、陽極取付台を用いて、FRP船体とボルトの間隙をシール剤で充填して取付ける方法とがある。
(2) 陽極の取付方法
FRP船の船体に陽極を取付ける際には、水漏れのないよう十分注意する必要がある。陽極の取付け法としては、FRP船体に穴をあけボルトを通し、その間隙をシール剤で充填する方法と、陽極取付台を用いて、FRP船体とボルトの間隙をシール剤で充填して取付ける方法とがある。
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