5.2.3 端子盤への接続
端子盤への接続については、次の事項に注意する。
(1) 端子の締付けは、表5.3に示すように締付けに適合した寸法の工具を使用し、締付け不十分で接触不良を生じたり、過度に締付けてねじ頭の溝を欠くことがないようにする。
(2) 端子の緩み止めとして付属しているばね座金、番付座金、ダブルナット又は緩み止め効果を有する特殊ナットは、その性能を損なわないよう正しく使用すること。小形端子の場合は緩み止めとして、ねじ部に白ペイント等を塗布してもよい。
(3) 照明及び通信回路に多くのJIS小形端子及び端子盤が用いられるが、これは小ねじの先端で細い導体を直接に締付けるので、図5.26に示すように、小ねじの先端の形状に注意し、平らか丸味のあるものを使用する。