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ナット、ボルト、小ねじ類の座面と取付部の問に入れて支圧面を大にし、すわりをよくする。

(b) 番付き座金

六角ボルト、ナットの回止めに使用し、丸い座金の外周の一部が舌状に突き出した部分を、折曲げて回り止めとする。

舌が2枚あるものは、両舌付座金という。

(c) つめ村座金

丸い座金の外周の一部を切り開き、その部分を折曲げて回り止めとする。

(d) ばね座金(スプリングワッシャ)

ばね鋼などで作り、ばねの力で回止めとする。

(e) 歯付き座金

座金の下面が歯形をしており歯の力で回り止めとする。

 2.10 工具

 電気工事に使用する工具には、次の種類がある。

(1)作業工具

 (a)ねじ回し、スパナ類

 (b)ペンチ類

 (c)圧着端子締付工具

 (d)巻バンド締付工具

 (e)電線ストリッパ

 (f)電線カッター

 (g)電気溶接器

 (h)ガス切断器

 (i)やすり、のこぎり類

 (j)ナイフ及びはさみ類

 (k)きり及びリーマ類

 (l)はんだごて及びハンマ類

 (m)スケール

以上のほか、次のものがある。

 (a)黄銅ブラシ     

 (b)接点磨き

 (c)油砥石        

 (d)卜ーチランプ

 (e)赤外線ランプ    

 (f)ドライヤ

 (g) 電線管用工具

 

 

 

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