2・3 決議A.422(XI)自動衝突予防援助装置(ARPA)の性能基準
(1979年11月15日採択) 1 序文 1.1 自動衝突予防援助装置(ARPA)は、海上における衝突防止を向上させることを目的として、 .1 観測者が単一物標を手動でプロットする場合に行えるのと同程度に冬物標についての情報を自動的に得ることにより観察者の作業負担を軽減させねばならない。 .2 連続的に、正確に、かつ、迅速に状況評価を与えなければならない。 1.2 電子的航法援助装置に対する一般的な要件(決議AI281(V?))に加えて、ARPAは最低限次の性能基準に適合するものでなければならない。 2 定義 2.1 この性能基準に用いられる用語の定義は、付録1に示すものとする。 3 性能基準 3.1 検出 3.1.1 レーダー観察者による以外に、物標の検出についての独立の装置を有する場合には、レーダー表示面を用いることにより得られる性能より劣ったものであってはならない。 3.2 捕捉 3.1.1 物標の捕捉は手動であっても又は自動であってもよい。しかし、必ず手動捕捉と消去のための機能がなければならない。自動捕捉機能を有するARPAは、一定の範囲に対して捕捉を押える機能を持たねばならない。いかなる距離範囲においても、一定の範囲に対して捕捉を押える場合、捕捉の範囲は表示面上に表示されねばならない。3.2.2 自動又は手動捕捉は、レーダー表示面を用いることによって得られる性能より劣ったものであってはならない。 3.3 追尾 3.3.1 ARPAは自動的に、少なくとも .1 自動捕捉又は手動捕捉のいかんにかかわらず、もし自動捕捉の場合には20物標 .2 もし手動捕捉のみの場合には、10物標について追尾し、処理し、同時に表示し、情報を連続的に更新することができな
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