4・4・3 CMOS
TTLは非常に使いやすい素子であるが、消費電力が大きいため電源の占める割合が大きく、TTLを使用したディジタルシステムでは電源がネックになりかねない。
そのため、最近では低消費電力素子であるCMOSICが広く使われるようになってきた。CMOSとTTLとを比較した場合の主な特長は次の表4・5の通りである。

参考:ファンアウト(fanout)ある回線の出力から並列に信号がとられ次段入力が二つ以上になることが多い。そのつながり方が扇状(ファン)であることからファンアウトと呼び、次段の入力個数で表わす。