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7・3 主要部品の交換と交換の際の注意

 

注意
1.部品の交換は〔POWER・電源〕スイッチを〔0FF・断〕にしてから行うこと。
2.特殊部品(マグネトロン、TR管、ガン発振器、CRT)を交換する際は必ず〔POWER・電源〕スイッチ〔主電源スイッチも〕を切ってから行うこと。
3.高圧部分は手を触れる前にドライバーなどで接地し、残留電荷を放電させること。

 

7・3・1マグネトロンの交換
(1)送受信機を空中線ペデスタルから外して、しっかりした台の上に置いてから交換すること。
(2)送受信機のシールドケースを外す。
(3)マグネトロンのヒータのプラグとアース間をリード線やドライバー等で短絡する。(図7・1参照)

 

 

114-1.gif

 

図7・1

 

 

(4)ヒータープラグを押し気味に反時計方向へひねって抜き取る。(図7・2参照)

 

 

114-2.gif

 

図7・2

 

 

(5)マグネトロンを固定している6本のねじを緩め、マグネトロンを取り外す。(図7・3参照)

 

注意
1.マグネトロンは強力な磁石が付いているので、帯磁を嫌うものを近づけないこと。
2.マグネトロンを落下させないように確実に保持すること。

 

 

 

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