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(10)利得(ゲイン)ボリュームを時計方向に回していき、CRT上にノイズが少し出る程度にセットする。

 

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(11)空中線スイッチをオンにする。

 

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(12)スィープ起点がカーソル盤の中心にない場合はセンター調整つまみで調整する。

 

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(13)レンジスイッチにより必要な探知範囲をセットする。

 

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(14)海面反射により物標が識別しにくい場合は、STCボリュームを徐々に時計方向に回していき、海面反射が適度に抑制されるように調整する。

 

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(15)雨、雪等により物標が識別しにくい場合は、FTCスイッチを右側に倒す。

 

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6・7 主要操作つまみの調整位置と映像との関係

各つまみの操作法は、すでに前項で説明したが、その調整状態で映像がどのように変化するかを写真6・1に示す。
写真6・1では、いずれも同調は最良点にセットされた状態である。
写真 No−1
利得を除き、他は最適の状態にあるにもかかわらず、利得がやや過大のため、分解能が低下している。
サイドローブによる偽像も出やすくなる。

 

 

 

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