
3. 地域に根ざして
マルチメディアの広報への利用『青年とともに発信するホームページ』
名古屋市瑞穂青年の家社会教育主事 玉越雅彦
■はじめに
計画した事業が成功するか否かは、その内容とともに広報が重要な役割を果たしている。広範囲にわたって対象者に知らせることができれば、その事業が成功する確立もあがってくる。しかし、限られた予算の中での広報となれば、「めだち、わかりやすく、興味を引く」ような特色ある効果的な広報を考えなければならない。効果のでない広報の繰り返しでは、これからの新しい参加者を得ることは難しい。
そこで、現状の広報から課題を浮き彫りにし、これからの広報について考えてみたい。
■現状
現在、瑞穂青年の家の場合、次のような方法で名古屋市民に事業の広報をしている。
?@「広報なごや」
全市の青少年や市民を対象にした場合、左図のような広報なごやにその都度広報している。(発行部数90万部。名古屋市60万全戸無料配布)
?A「生涯学習なごや」
名古屋市生涯教育センター発行の情報誌(月1回1万部発行し生涯教育関連施設無料配布)
?B「商業紙」
事業によって掲載依頼し、参加者や受講者を募集している。
?C「在学青少年対象事業ちらし」
第2・4土曜日の在学青少年対象事業のちらし(2,500校を区内小中学校へ配布)して広報している。
?D「講座ちらし」
当家発行の講座ちらし(年間3回56,000部、内53,000部を近隣区に新聞折り込みで市内各公所へ配布)して広報している。

「広報なごや」
■課題
以上のようにできる限りの手段で広報をしているが、参加者や受講者が青年の家の事業内容を「知るに至ったもの」は、新聞やちらしより
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