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表−4 「サイエンス・キャンプ’96」主な内容

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一気に緊張感もほぐれ、なごやかな雰囲気になりました。また、夕食後には、八景島シーパラダイス(水族館)の裏側見学ツアーなども行われ、生徒たちは、疲れも忘れて夜遅くまで本キャンプを楽しみました。第2日目、第3日目には、研究者からの講義や見学が行われましたが、生徒たちにはすべてが初めて見ること聞くことで、海の神秘に魅力を感じたようでした。特に今回は、無人探査機「かいこう」を整備場内で実際に操作する実習も行われ、生徒たちは、実物とあって、緊張した手付きで操作をしていましたが、本物に触れたことに何よりも感動を覚えた様子でした。
おわりに
「マリンサイエンス・スクール’96」と「サイエンス・キャンプ’96」どちらの参加者からも「また参加したい」、「今後ともぜひ続けて欲しい」との声が多く聞かれました。この2つのイベントによって、参加者たちが海洋科学技術への関心を高めたことはもちろん、最も大きな成果として、講師や私たちスタッフを含めた参加者同士の交流が深められたことが挙げられます。私たちもこのようなイベントが今後とも、教育の現場と研究の現場の連携に役立つことを望んでいます。
最後になりましたが、「マリンサイエンス・スクール’96」と「サイエンス・キャンプ’96」は、多くの方々の多大なるこ協力を得て、無事終了することができました。この場をお借りして、皆さまにお礼を申し上げます。また、「マリンサイエンス・スクール’96」の主旨をご理解いただき補助金をご援助いただいた(財)日本財団、「サイエンス・キャンプ’96」では、見学に咲くご協力いただいた(株)横浜八景島の皆さまに深く感謝の意を表します。

 

 

 

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