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4. まとめ

今回の調査では、OCEANS’96の発表件数が多数であり、報告内容が偏らずに紹介できるように、発表されたほとんどの論文の要旨を原文のまま付録として添付しました。このように編集したのは、OCEANS’96での発表件数から、海洋で応用される技術は非常に多岐にわたり、一部に絞って紹介するのが難しく思えたからです。今回の調査を通じて、第一線で活躍する研究者や技術者と計測技術や制御技術などをテーマに懇談することができました。調査船や研究施設などでは、米国海軍が蓄積してきた技術や経緯にも触れることができました。また、企業訪問では独自のノウハウで自社製品の開発を非常に効率的に行っていることがわかりました。

 

5. 謝辞

ガーデロック研究所訪問に際しては、来日科学技術院アジアオフイス(0NR ASIA Office)のパーク博士にUJNR/MRECC(United States−Japan Cooperative Program/Marine Resources and Engineering Coordination Committee)会議のため訪日していたガーデロック研究所のBloomquist博士を紹介していただき、日本でお会いすることができました。Bloomquist博士の助言により、訪問日時の調整や、訪問に必要な書類の作成を速やかに行うことができました。また、便宜供与に際して米国日本大使館の藤田参事官をはじめとする方々にひとかたならぬお世話になりました。最後になりますが、今回の調査にあたって日本財団から費用を援助して頂きました、ここに深く感謝の意を表する次第であります。

 

 

 

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