
肺炎
平成七年十月五日放送
横浜掖済会病院副院長
長倉靖彦
肺は、空気の通り道である気道を介して外界と直接に接しているため、さまざまな病原菌や虜芥にさらされやすい臓器です。
肺炎とは、このような病原菌によって引き起こされる肺胞の炎症の事をいいます。
まず、病原菌による肺炎には大きく分けて次の四種類があります。
その一つ目は、細菌性肺炎、二つ目はウイルス性肺炎、三つ目はマイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎、そして最後に、真菌性肺炎、原虫性肺炎、寄生虫性肺炎などです。
ではこれらの肺炎について、順を追ってもう少し詳しく説明します。

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