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歓迎のことば

宮城県剣道道場連盟
(宮城県剣道連盟会長)
会長三塚博
全国から選抜された選手の皆さん、ようこそ宮城県へおいで下さいました。心から歓迎申し上げます。
さわやかな秋風がふく中で、本大会がこのように盛大に開催されますことは主管道場連盟としても非常に喜ばしい限りでございます。
先般、日本武道館で開催された「第31回全日本少年剣道錬成大会」において、橋本総理大臣が祝辞を述べられた後、観衆が見守る中で、直接少年剣士達に稽古をつけられましたことは、記憶に新しいところです。
これらのことが契機となり、今後ますます剣道人口が増えていけば、剣道を愛するものの一人としても非常にうれしく思います。
昔から「健全な精神は、健全な身体に宿る。」と言われております。そして、今の日本人に望まれているものは、健康であり、人として正しい道を行おうとする健全な精神であります。
その身体と精神を養うためには、日本古来の伝統文化である剣道が最もふさわしいものであると確信しております。
昔の人も「心正しからざれば剣また正しからず。」と言っております。
選手の皆さんは、常日頃の錬成の成果を充分に発揮し、正々堂々と試合をしていただきたいと思います。
平成13年には、宮城県において国民体育大会が開催されます。そして本日の大会の会場である御当地河北町の「ビッグバン」は「剣道競技成年の部」の会場となるところです。「少年の部」の会場は、角田市と二つの会場に分かれますが、本日参加された選手の皆さんが5年後、再び国体選手として宮城県においでいただくことを期待しております。
皆様の心に残る大会とするため、準備をしたつもりですが、不慣れなこともあり不十分なこともあろうかと思いますが、どうぞ御容赦いただきたいと思います。
最後になりますが、本大会の開催のために、何かとご配慮いただきました宮城県及び河北町、そして宮城県剣道連盟をはじめ関係各機関、ならびに御協賛いただきました各道場の諸先生方、さらにはご尽力下さいました役員各位に対し、心から感謝を申し上げ歓迎のご挨拶といたします。

 

 

 

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