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第31回全日本少年剣道錬成大会並びに

第21回全日本個人選抜少年剣道錬成大会

 

報告書

 

*実施期間 平成8年7月30日〜7月31日
*実施場所 日本武道館
*参加人員 5,000名
*実施内容

 

本大会は、少年剣道大会としては最大の規模を誇り、又少年剣士にとって憧れの殿堂である日本武道館において今年は橋本総理大臣を迎え盛大に開催した。
午前9時00分、大太鼓を合図に各チームの代表者が堂々の入場行進を開始。満場の観客の大きな拍手声援を受けた。
先ず、永松陟大会委員長の開会の辞に続き国歌斉唱、優勝旗・優勝杯返還と進み、松永光全道連会長が挨拶「立派な社会人になるためには、先ず丈夫な身体・逞しい精神力・礼儀を身に付けなければならない、皆さんが人生の中で最も大事な時期に剣道によって心身を鍛えることは大変意義のあることであり、皆さんに将来日本を担ってもらいたい。」と激励の言葉を贈った。
来賓からは先ず奥田幹生文部大臣、景山二郎全剣連会長が祝辞を述べた。引き続いて橋本龍太郎総理大臣が公務で多忙の中、稽古着に垂れ胴を付けて登場、「小学二年のときに敗戦となり剣道が子供の時に出来ず残念でした。小学生から剣道の出来る皆さんを羨ましく想います。これからも正しい稽古を心掛け、剣道をいつまでも続けてください。そしてこの大会で何かを掴み郷里に帰ってください。」と激励の言葉を頂いた。
続いて毎日新聞社挨拶の後、橋本総理が少年剣士に特別指導稽古を付けることとなり、指導を受ける栄誉に欲した少年剣士は、昨年度小学生優勝チームの栃木県練兵舘の5名が選ばれた。直接総理大臣から稽古を付けて貰えるチャンスは2度と無いことと思うが、生

 

 

 

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