日本財団 図書館


 

公開演武

警視流木太刀の形

 

打太刀 剣道教士七段 石ヶ森重人
仕太刀 剣道教士七段 田村徹

 

今から約一〇〇年ほど前、明治一〇年西南の役で活躍した警視庁の抜刀隊の功績により、従来の撃剣が見直され、明治一四年には多数の名剣士が警視庁に採用された。
その後明治一八年警視庁の殉職者を慰霊し、本郷向ヶ丘に弥生神社を造営し、奉納武道大会が開かれた。これを機会に指導上の統一を期するために、このとき斯道の達人であった、梶川義正、得能関四郎、逸見宗助、上田馬之允、真具忠篤の5人の方が協議して、16の流派から選んだものを統合してこの形ができたものといわれております。
この形は10本からなっており、1本1本がそれぞれ手のうち、足さばき、間合、目付、残心、攻防の理合、そして剣道における礼儀などを修得する基礎になっております。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION