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要約(タイ国鉄北線の時間短縮)

 

1調査の趣旨

(1)調査の目的
タイ国鉄の北線に関し、昼間特急列車の所要時間を大幅に短縮する方法、及びこれを有効に実現するための輸送システムについて調査し、線区としての輸送サービスの向上に資する。
(2)時間短縮への期待
北線の昼間特急スプリンターは、バンコク〜チェンマイ間を10時間45分要し、1日1回のサービスであるが、高速バスは9時間で40回、航空は1時間強で10回程度のサービスを提供している。
現行スプリンターの表定速度70km/h、最高速度120km/hは、
狭軌の鉄道として高いレベルにある。しかし上記のような状況から鉄道のシェアは13%と小さく、いま一段の短縮をめざすことが求められている。

2調査検討の構成

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