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上屋総面積25万平方m、倉庫総面積38,960平方m。2階建て上屋の一部は、港湾局および税関が使用している。冷凍設備は、漁業会社が運営している。
バース4号、5号および6号は、コンテナ船が使用している。
バース1号(最大吃水8.0m)は、穀物の荷揚およびヤシの実の船積みに使用されており、移動式吸込み装置やコンベヤ・ベルトなどの設備がある。
タンカー・ターミナルには、水深11.78mのオイル・ジェティがある。
清水、食料、各種燃料油などの供給が可能である。
曳船は、港湾局所有の1隻(2,200馬力)および民間所有の小型曳船が使用できる。
船舶修理施設は、港湾局所有のスリップウェー2基(各長さ36.57m、15.24m、各最大能力600トン、28トン)があり、船舶の小修理が可能である。
港から19.2キロ(うち、6.4キロはフェリーを利用)の地点にLungi国際空港がある。
2.ぺペル港(Pepel)
同港は、シェラ・レオーネ川の河港で、フリータウン港の錨泊地から24キロ上流の地点に位置し、鉄鉱石の輸出港として知られている。
港は、マランパ鉄鉱石鉱業会社によって運営・管理されている。
フリータウン港の錨泊地からペペル港へ至る水路は、水深11.6m〜12.9mで、港内は全長256m、幅39mまでの船舶の収容が可能である。
3.ボンチ・シアーブロ港(Bonthe−Sherbro)
同港は、シアーブロ川の河港で、金紅石およびボーキサイトの積出港である。
港は、フリータウン港湾局によって管理されている。
外航船は、係船ブイ8号で錨泊し、バージを使用して荷役を行っている。
シェラ・レオーネ港湾における国際海上輸送貨物の取扱量は、次の通りである。
 

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