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鋼板などがあり、一方、主要輸入品目は魚類(いか、たい等)と燐鉱石で、ほかに見るべきものはないのが現状である。
現在、わが国の対セネガル技術協力は、まだ規模が小さいが、研修生受入れ(農業、鉱業、自動車、漁業、漁網、水産加工)、専門家派遣(建設、教育)、鉄道建設計画調査などがある。
わが国の政府べ一ス資金協力(80年現在)は、無償協力約24億円、有償協力約25億円となっている。
 
(8)輸出実績
 
わが国からセネガルヘ輸出した船舶は、次の通りである。
 
(9)評価
 
セネガルは、落花生栽培を主とする農業国で、工業としては食品加工や織物などの軽工業が主であり、こうした状況は1981年に実施した調査結果とほぼ変っていない。
船舶保有状況については、1985年末現在で100G/T以上の鋼造船が144隻、約51,000G/Tであり、1980年末と比べると隻数で57隻、G/Tべ一スで約16,000G/T増加しているが、このうち54隻は中古船を含む漁船であり、貨物船については1隻の増という状況であった。
このように漁船を主とする船舶需要はあるものの、関税(EC諸国は免税)や地理的条件、さらには現在の円高問題等を考慮すると、斯業にとって有効需
 

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