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なお、最近10年間における保有船腹量の推移をみると、次の通りである。
 
 
(B)海運事情と保有船主の実態
スウェーデンは貿易への依存度が非常に高い国であり、スウェーデン経済の発展は貿易に負うところが極めて大きい。
スウェーデンの貿易は、陸続きの隣国ノルウェーとの貿易を除いて、その他は殆ど全て海路によって行われている。
従って、海運業はスウェーデンの重要産業であり、政府も自国海運業の発展に力を入れている。
1993年末現在のスウェーデンの商船隊は614隻、2,439千G/Tであり、全世界の船腹量は80,655隻、457,915千G/Tである。これをG/Tべ一スでみると、スウェーデンの船腹量は世界の第30位で、世界全体の0.53%を占めているに過ぎないが、しかし、これは便宜置籍船を含んでいないので、実質的には世界の第15位程度に位置しているものと推測できる。
 
 

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