このため製材・パルプ・製紙工業が盛大であり、木材、パルプ・紙などの輸出量も多い。
林業生産高
工業(鉱工業、製造業、建設業および電力事業を含む)の対GDP寄与率は、1992年には29.9%(1991年は30.6%)を占めており、1993年の労働人口の25.4%(1991年は26.5%)がこの部門に従事している。
1980〜85年の期間に、工業部門の年GDPは年平均3.6%の割合で増加したが、1985〜89年の期間における平均成長率は、年毎に1.8%の割合で低下している。
鉱業は、1992年のGDPの0.2%(1991年は0.3%)を占め、1993年には労働人口の0.3%(1992年も0.3%)がこの部門に従事している。
主要鉱産物は鉄鉱石であるが、ウラニウム(全世界推定埋蔵量の約15%)、銅、鉛、亜鉛、金および銀などの鉱石も採掘されている。
スウェーデンは、世界の鉄鉱石生産の約4%を占め、また世界の鉄鉱石輸出においてもその5%を占めている。
スウェーデンの鉄鉱石埋蔵量の90%は北部地方のラップランドにあり、鉄60%〜70%を含有する良質な磁鉄鉱床が広がっており、港から40?〜250?と比較的近距離にあるため、開発も進み、欧州第2位の生産量をもち、その約90%はEC諸国に輸出されている。
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