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うち、実際に操業している漁船は約1万隻で、その3分の1が動力船、残る3分の2が無動力船である。
現在、操業船の70%が船令20年以上の老朽船であり、代替建造となれば、FRP船となる可能性が大きい。また、長さ7m以上の漁船は、スクラッブ・アンド・ビルドが義務付けられている。
船材別にみると、木造船は隻数べースでは99%、G/Tべースでは45%となっている。残りは鋼造船であり、隻数べースでは1%、G/Tべースでは55%を占めている。
動力船は、25G/T未満の小型動力船が漁船全体の85%を占めている。
100G/T以上の鋼造漁船は、90年末現在201隻、117,785G/Tとなっている。このうち、1,000〜4,000G/Tの大型トロール漁船は52隻、74,272G/Tである。

船型別漁船構成

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漁船保有量の推移

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