
年別貿易実績

経常収支と外貨準備高の推移

90年のスペインの輸出は、内需の停滞により、国内向けが輸出向けに振り替えられたこと、また、ドイツ統一による需要増もプラス要因となって、好調に推移した。
品目別では、輸送機械が前年比19.0%増、次いで機械が同11.7%増と、上位2品目がいずれも好調であった。
地域別では、EC向けが拡大し約70%に達した。国別では、ドイツ向けが最高の伸び率(前年比21.2%増)を示し、次いでイタリア、フランスなど近隣主要国向けが好調であった。
その半面、EC域外の米国向け、コメコン向けがいずれも減、日本向けも10.5%減と不調に終った。
一方、輸入では、エネルギー関連の輸入が、湾岸紛争が勃発した90年夏以降急減した。
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