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(4)造船事情



ポーランドの造船業は、1975年には過去最高の99隻、735,021G/Tの船舶を竣工し、総トン教べ一スでは世界竣工景の2.14%を占めたが、80年代に入ると、竣工量は減少の一途をたどっている。88年には51隻、275,036G/Tに減少したが、旧ソ連経済の衰退で同国からの受注量が激減したことなどが要因で、91年の竣工量は47隻、193,842G/Tと更に減少した。これは、世界竣工量の1.3%程度に過ぎない。

87年以後の竣工賃を船種別に見ると、タンカーが87年に1隻(52,524G/T)、89年に2隻(34,036G/T)、バルク/オイル・キャリアが87年に1隻(59,650G/T)のみ、オア/バルク・キャリアが87年に2隻(43,458G/T)、88年に3隻





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