中国造船業は、1989〜91年における世界的な新造船需要増加によって、急速に受注量は増加しており、1992年上半期では86万G/Tと世界全体の約11%のシェアを占めている。
また、手持工事量は、最近の受注急増を反映して、1992年6月末で198万G/T(世界全体の約5%)に達し、92年末では200万G/Tを大きく超えたものと推定される。
一方、竣工量は、概略30万〜40万G/T(世界全体の約2%前後)で推移している。また、92年上半期で既に22万G/T近くに達しており、92年の竣工量は40万G/Tを超した可能性もある。
1979〜91年の期間にCSSC(中国船舶工業総公司)では、397隻、合計4,328千DWTの輸出船を受注し、このうち324隻(2,772千DWT)は91年末までに引渡し済み