世界銀行(世銀)の推定によると、1992年におけるウルグアイの国民総生産(GNP)は、1990〜92年の平均価格をベースにして算定すると、104億4,400万米ドルであり、国民1人当たり3,340ドルに相当する。
1985〜92年の期間に、ウルグアイ国民1人当りのGNPは、平均年率2.9%(実質)の割合で増加したものと推定される。
この期間(85〜92年)にウルグアイの人口は、年平均0.6%の割合で増加している。
一方、ウルグアイの国内総生産(GDP)は、1980〜91年の期間に年平均0.6%(実質)の割合で増加し、1992年には7.4%増、1993年は1.5%の増加となっている。
農業部門(牧・林・漁業を含む)は、1991年にはGDPの9.3%を寄与し、労働人口の約13.9%(1992年)がこの部門に従事している。
主要農産物は、米、砂糖きび、甜菜、小麦、大麦、オーツ麦、ポテト、ソルガム、とうもろこし等である。
家畜、とくに羊およぴ牛の飼育は、ウルグアイの伝統的に重要な経済活動である。
生息動物、動物製品、皮革および生皮は、1992年における輸出総額の36.1%を占めている。
1980〜91年の期間に、農業部門のGDPは年平均0.2%の割合で増加した。