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経済・技術協力については、わが国の対グァテマラ投資件数は91年1月現在で累計13件、623万ドルに達している。現在、わが国からグァテマラに進出している企業には、大手商事会社8社、電気メーカー、航空会社などがあり、現地に駐在員事務所、出張所などを設置して活躍している。わが国企業と現地資本との合弁企業には、自動車組立て・販売、電気機器製造・販売・亜鉛鉄板製造、アクリル紡績、エビ漁業などがある。
 資金協力では、87年にわが国はグァテマラ首都圏電話網拡充計画に対し、約60億円の有償資金供与を行っている。
 また、76年から89年までに、地震災害緊急援助、水道施設整備計画、水害緊急援助、道路網補修用機材整備計画などに対し、無償資金供与のほか、文化無償協力(考古学研究および遺跡保存用機材、体育用機材、文化教育TV用機材、文化センター音響機材、国立競技場用音響機械など)を行っている。
 対グァテマラ技術協力については、研修員受入れ(90年3月末累計307名)、専門家および調査団派遣(90年3月末累計538名)、青年協力隊派遣(90年3月末累計17名)、開発調査協力(90年3月末累計13件)その他機材供与などの形で行われている。

(2)船舶事情

(A)保有状況

 1990年末現在におけるグァテマラの保有船腹量は、100G/T以上の鋼造船が7隻、合計5,292G/T(6,803DWT)であり、これを船種別にみると次の通りである。

 

 

 

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