
(B)海運事情と保有船主の実態
エジプトには、世界で最も重要な航路の一つであるスエズ運河があり、その運営・管理を通じて国際海運とは密接な関係にある。 しかし、自国の外航海運については、近年増大を続ける貿易量に比べて、保有船舶量は絶対的に不足しており、自国船積取比率は10%程度に過ぎない。 現在、エジプトの外航海運は、海運省(Ministry of Marine Trsport)の監督下にあり、国営および民間企業によって運営されているが、船腹量では、国営企業が遥かに大きなシェアを占めている。 エジプト最大の海運会社は、国営のEgyptian Navigation Co.であり、一般貨物船を主体に合計41隻(276,817G/T)を保有しており、G/Tベースでは同国商船隊の約23%を占めている。 このほか、大手海運会社としては、Alexandria Shipping&Navigation Co., Egyptian International Shipping Corp., Federal Arab Maritime Co., MisrShipping Co., National Navigation Co., Pan−Arab Shipping Co., Samatour Shippingなどがある。 エジプトの主な海運会社の概要は、次の通りである。
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