なお、86年末現在の保有量は、825隻、3,423,745G/T(5,712,544DWT)であった。
(B)海運事情と保有船主の実態
トルコは、北部は黒海、西部はマルマラ海と工一ゲ海、南部は東地中海に面し、三方が海に囲まれているので、海運の果たす役割は極めて大きい。 トルコの保有船腹量は、中近東諸国では最大であるが、その約30%は船令20年以上の老朽船であり、また、全体の約65%は国有企業の所有船である。 トルコ海運業は、運輸通信省の直属機関である海事銀行”Denizcilik Bankasi TAS”(Turkish Maritime Bank)を中心として行われ、国内航路はイスタンブールを起点として黒海、マルマラ海、工一ゲ海、東地中海の
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