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 ショックの直後、タソカー船隊の整備に積極的に乗り出した。
 また、73年にアラブ石油輸出国機構(OAPEC)加盟国8ヵ国が共同出資したAMPTC(Arab Maritime PetroleumT ransport Co.)の設立の際にも、アブダビはその一員として13.56%出資している。
 アブダビは、その莫大な原油産出を背景に独自の海運進出を計画し、Abu Dhabi National Oil Co.(ADNOC)のタンカー部門としてAbu Dhabi National Tanker Co.を設立した。
 このほか、アラブ首長国連邦としては、湾岸6ヵ国共同出資で設立したUnited Arab Skipping Co.(UASC)に対し19.3%の出資を行っている。
 アラブ首長国連邦の主な海運会社とその保有船舶は、次の通りである。

  1.Abu Dhabi National Tanker Co.

 

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 同社は、83年にフランスのChantiers de L’Atlantique 造船所から17,380G/T(27,500DWT)型タンカー3隻、83年〜84年には韓国大韓造船から24,700G/T(38,000DWT)型タンカー2隻および34,200G/T(56,300DWT)型タンカー2隻の引越しを受けている。
 これらの7隻のプロダクト・タンカーは、国内の精油所の生産能力の増大に伴って新造発注したものである。

 

 

 

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