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3.ヤンブー港

 同港は、サウジアラビアから欧州および北米へ至る最短距離に位置し、サウジアラビア西海岸ではジェッダ港に次ぐ第2の主要港である。
 港は、商港と最近完成した新工業港(KinG Fahd Port)から成り、商港の主要設備は次の通りである。

 

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 No.5〜No.9バースは、Ro/Ro船も使用している。
 No.9バースのバルク・セメント・ターミナルには、セメント・サイロ(貯蔵能力4万トン)があり、1時間につき500トンの積出しが可能である。
 荷役設備は、移動クレーン4基(60トン×2,200トンx2)、フォークリフト、トラクター、トレイラーなどが使用できる。
 曳船は3隻(800馬力2隻、1,310馬力1隻)および曳航・係船用ランチが多数使用できる。
 船舶修繕設備は、ドライドックやスリッブウェーはないが、小修理は可能である。
 87年の入港船舶総数(新港を合む)は、1,007隻(70,967,600DWT)に達している。
 新工業港は、主として原油、石油製品、石油化学製品などの輸出貨物を扱っている。
 タンカー・ターミナルには3バースがあり、1号バースは80,000〜275,000D

 

 

 

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